日常生活のスタック

なぜ洗剤や調味料が大量に届くのだろう? 注文したからに決まっている。が、私じゃない。家族のだれかだ(通常ウチではこれだけで一人に特定できる:いつも買い物注文感謝)。
日用品をストックしておく必要性はわかる。オンステージで使っているボトルの中身がいつなくなるか、は、中身が見えず想像しにくい問題だからだ。しかも、なくなったことに気づくのは、まさにそれを使おうとしたときなのだ。

OK,では、オンステージではない品物をあらかじめ購入しておくことにしよう。

それで、なぜ洗濯洗剤が4パックとかトイレ掃除シートが2パックとか、届くのだろうか。洗濯洗剤はまだあるし、トイレ掃除シートは多分2年分残っているのだ。

私としては、「最後のストックがなくなった時にだけ次の分を注文すればよかろう」と勧めているのだが、「それじゃわからない・忘れる」という。

だが、ストックの個数を常に覚えておくのは記憶容量の無駄だ。
ある/ない の真偽値(1bit=21)ですむところを、0,1,2,…,nの自然数整数値(=8bit=28=256通り:もっとたくさんため込む可能性のある人はさらに多く)で把握しなければならないのだから。

といってもたかが知れてる? だが結構な断絶だと思うぞ。
たとえば、知的障害のある人にこの仕事を任せるとしたら、どっちがわかりやすいか考えてみるといい。

  • 「ここに品物がなくなったら『注文』ボタンを押してね」
  • 「ここには何個か品物があるけど、増えたり減ったりする。心配ししなくていい。ゼロ個になったときだけ『注文』ボタンを押してくれ。そのほかのときはただ座っていればいい」


自然数にはゼロは含まないのが一般的なので修正。
かといって整数といったら負の値を含むが…「いつも3個買っているのに2個しかない!」てなときのための対応ですね。


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